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Fairey Spearfish

「蛇の目の花園」に出てきたフェアリー・スピアフィッシュについて少し解説が必要かも。
初めての単葉艦載攻撃機バラクーダが、グラマン・アベンジャーより明らかに劣っていたので、負けじと開発しようとしたのがこの機体。
イギリス海軍なみにがんばって世界に通用する艦載攻撃機を作ったものの、初飛行が1945年7月ではどう考えても間に合うわけないよなぁ。
終戦で大型空母(ジブラルタル級45,000t)開発中止のあおりを食って、このでかい飛行機を運用する必要がなくなり開発中止へ。

しかし、最も大きい問題だろうと思われるのが、
最高速度:298 miles/hour (482km/h)
航続距離:570 miles (1440km)
ってあたり。
ブリストル・セントーラス57空冷星形18気筒エンジン(2585hp)を使ってこれでは使い道が…

ちなみに同時期に開発されてたダグラス・AD-1スカイレーダーは、
最高速度:366miles/hour(589 km/h) at 13,500 ft
航続距離:1900 miles (3058 km)
ライトR-3350-24サイクロン空冷星形18気筒エンジン(2400hp)
だめだorz

見た目速そうで、かっこいいんだけどねぇ。
2929L.jpg

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Comments

最高速度はもとより、航続距離が素敵です。艦載機だけど、ドーバー海峡越えられればOK的作り?

Posted by: わく☆ | Thursday, September 16, 2004 at 11:02

フェアリー社的には非常にがんばったんだけど、所詮つい先日まで複葉機を作っていた会社ですからねぇ。
岡部さん曰く「英国雷撃機は、ソードフィッシュで時代を踏み外したっきり、とうとう最後までアメリカに追いつけなかった」とのことで。
航続距離の問題は、胴体内爆弾槽のために胴体燃料タンクが小さくなった弊害だと思いますが、それでもちょっとなぁ。

Posted by: tacky | Thursday, September 16, 2004 at 11:36

>時代を踏み外したっきり
ワロタ すごくツボにはまるコメントでした。

Posted by: わく☆ | Thursday, September 16, 2004 at 16:38

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