経済・政治・国際

経営に付いて考えてみた

ついったで拾った「他人を使える様に行動している、18歳の男の話」を自分なりに考えてみるの巻
どういった内容なのかは、リンク先をあたってもらうとして

気になったのは、「他人を自由に使えるから、会社の経営をやってみたい」というあたり
原文でも触れられているように、「人間の行動心理」を使えば人をまとめることなど簡単だと思い込んでいるところが、なんというかすごく浅い気がするのですよ

人間がそれぞれ持っているスペックとかが数値化されているのならば、定量的な評価ができるので、理論的な管理もできるだろうし、ある意味「自由に他人を使える」ということにもなります
けれども、実際のところそれだけではいかないのが、実社会であり、会社の経営でもあると思うのです
人間の労働意欲というのは、報酬だけではなく「認知」という欲求も含めて成り立っている「らしい」ということが古典的な経営実験で証明され、実際にその手法がいろいろと取り入れられていたりします
認知と一言で言っても、個人ごとに認められたいところって違っていて、それが完全に経営を定量化したものとできないところがある、ということも社会に出てみると分かったりするものです
個人個人の感情を押したり引いたりしてあげないといかんというのは、管理を経験した人なら分かってもらえるとも思いますけれど、どうでしょ?

また、経験上同じ評価をしてくれる人(上司)がいた場合、やはり自分のことをよくみてこの評価をくれたんだ、と感じさせてくれる人の方が嬉しいかなぁと
いや、これだけの業績をだしたからこういう成績、とばっさり言われるのも後腐れがなくていいような気がするけれども、そこに至るまでの努力までみてくれていたかどうかをまったく感じさせてくれないところが余り好印象を持たない原因かも
この辺は、多分「実績評価」をどのようにとらえているかで変わってくるところだと思いますが
「18歳の男」の場合、確実に後者なるんだろうなと思うと嫌な感じがするなぁ

いろいろ書いたけれども、原文に出てくる「18歳の男」が理論だけで社会行動ができると信じているのが正直すごく嫌な感じだし、こういう上司にあたったら部下は確実に士気を低下させてついには組織の崩壊へと繋がっていく、ということが分かっていないんだろうなぁ、とか思ったりしたのですよ
適度に人情と理論の狭間でうまくやっていくという考えは、利益だけを考えると甘いのかもしれないけれど、経営という面では忘れてはならないことなんだろうなぁと思います

と、ここまで書いて気がついたのだけれど…
経営という大きな視点よりは、労務管理と経営とを絡めた意見になっているかも

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開票開始

テレビの開票速報特番が始まった直後から、民主党の圧勝を告げる情報がつぎつぎと…
この情報が確定する明日には、多分「政権交代」を訴え続けた民主党はお祭りムードなのかもなぁ
少しだけ気に入らない かといって自民党が圧勝できる材料があった訳でもないけれど
あとはどうように彼らが動くのかしっかり見て、もっと政治へ声を上げていかなければならないのだといことにつきるのかなと

本当は、もっと若い世代(ロスジェネ世代)以降が積極的に政治の場に立って政策を出せる立場にならないと今の状況を抜本的に変えていくことなんてできやしないと思う
高度成長期の甘い夢を見た世代が政治を動かしている限り、自民・民主のどちらが勝っても、僕らの世代の大問題は他人事でただ「党利党略・政争」に明け暮れるだけだし
これならば、官僚専制政治の方が遥かにましだし、もっといってしまえば今の政権中枢部にいる政治家を全員下野させないとだめな気がする

と、ここまで書いて226事件の青年将校達がいっていたことと同じような内容だったことに気がついた
# 官僚専制政治か天皇親政かの違いはあるけれど
彼らの主張は間違っていたことは歴史が証明してしまったけれど、憂いを持つこと自体は間違っていなかったのだなと考えたり
もちろん情熱や憂国だけでは政治は動かせないけれど、常に利益要求または圧力団体のようなものを作って既存政党に対して訴え続けることはできると思う
まぁ、それが将来的に老害になる危険性も孕んではいるんだけど

どうなるんだろうなぁ、これから
自分の財布や将来が心配だ

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アメリカ金融危機

今週に入って
・リーマンブラザーズ破綻
・AIGのFRB管理
など、アメリカの金融危機がクローズアップされてますが…
これにつられて、原油などの現物先物市場も下落したりと、世界のマネーの回り方が変わってきている感じです

純粋な消費者としては、原油価格の下落や円高傾向は、原材料費の高騰で値上げが続いただけに歓迎するところもあるのですよ
しかし、貿易やら何やらというマクロな目で経済を見ると、決して楽観視できるものでもなく
しばらくは、経済関係の情報から目が離せないかも

まぁ、もっともチェックしていても、元々運用するようなお金などない訳ですが

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フランスワインの危機

とかいう番組をNHKで見てました
もやしもんの見開きで感動したブルゴーニュの紅葉したブドウ畑が見れたりしてよかったのですが、内容は厳しいもの
チリやアルゼンチンなどの「新世界ワイン」が台頭してきて、テーブルワインや地域ワインなどの安いゾーンのワインの競争力がないどころか、AOCの下の部分まで浸食してきているということで…
そんなこんなで赤字垂れ流し状態のために、EUの収入保証などの手厚い農業政策も見直しが図られかけているなど、かなりピンチ

テレビでもやっていたんですが、農業の大規模化によるコストダウンや、より消費者に受け入れられやすいように容器をペットボトルにしたりなどの工夫が始まっているようです。
これとは別に、その地域伝統のブドウ品種を生かした独自色の強いワインを出したりする生産者も出たりと、いろいろ手探りのご様子でしたよ

まぁ、僕自身はドイツワインなどを飲むほうなのですが…
ブルゴーニュワインの白でも一度試してみようかしら
# 写真はブルゴーニュでもややこしい地域のワインw
Gevrey_chanbertin1

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福田首相所信表明演説

まぁ、順当な内容だったかなーと
「議論を尽くす」という姿勢は評価できるかも
それに対する野党の反応は、相変わらず「とりあえず反対しとけ」的なコメントが多くてげんなりでしたが

それにしても、いつも感じるのは与党・野党ともに演説中の野次が多すぎ
はっきり言って、いい歳をした大人が集まっているとは思えないですね
これも国民が政治を見放してしまう一因のような…

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安倍改造内閣こけそうだ

またも農水大臣の金銭問題で危機がやってきている訳ですが…
やっぱり、辞任すべきだよなー
そうでないと世論にも対応できないしねぇ
今回の問題は、農水省と県の事務放置のほうも問われるべき事案ですけど…
それでも、2回の失敗をふまえて人選を行ったはずの首相サイドの責任は免れないかな

政権奪取しか見えていない民主党にも期待はできないし、自民党も死に体というのでは、国民の政治不信は永遠に拭えないような気がしてきましたよ

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憲法9条の意味とか

NHKで「憲法9条」についての討論番組をやっています
「変える・変えない」の2元論で話をしているために話がややこしくなるし、「交戦権を認める=徴兵制の復活・侵略戦争への道」とかいういつもの論議が出たりして混乱中

僕自身は、現状を考える限り、
・国と通商路を防衛するための軍備は必要
 (通商路がやばくなったら、今の原油高どころの騒ぎじゃないですよ)
・通商路の防衛のために、ある程度の軍事同盟は必要
 (日米安保をベースに太平洋の通商路沿岸諸国とのミリタリーバランスがほしい)
・徴兵制は反対
 (兵器・戦術の高度化によって徴兵制では十分な訓練ができない)
・自衛隊の外征軍への改組は反対
 (そんな予算どこにもありません
てな感じで、自衛隊を戦力として認めた上で、いかに戦争を回避していくかを考えるという、「現状を追認する形での改正賛成派」ですね。

よくある「侵略ができる国になる」みたいな意見は、まるで論理的なものではないので却下。
そもそも、こちらから戦争を仕掛けるような状況ってのは「外交で負けている」ことに他ならないわけだし。
こちらが軍事力の行使というカードを切らなくても、相手側が切る可能性は十分にあるわけで…
そうならないためにも、「最後のカード」としての戦力は必要であり、それを切らずして外交に勝つのが本来の国の在り方なんですけどねー

ミリヲタだけに、戦争がどれほどの国力を消耗するか分かっているし、兵器の威力の本意を知っているからこんなことを書いてますが、なんとなく「右・左」の議論が好きな人には「こうもり野郎」としか見られないかもなぁ

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教育基本法・憲法の改正とかについて考えた

いろいろ物議をかもした教育基本法の全面改訂や、憲法改定を視野に入れた国民投票法案など、
戦後日本から新世代日本へ生まれ変わろうとする中での混乱がありますね。

教育基本法の改正について、「愛国心教育」とか「道徳」とかを重視することが明記されていたりするんですが…
反対派の人がいうような「悪法」だとは思えないのですよ。
旧教育基本法で重視されてこなかった道徳教育の荒廃が、今の社会常識の崩壊という自体の一因であると思っていますし、家庭で教えられなくなってしまったところを学校で補完するという意味ではいいのではないかとすら思います。
# これも変な話ですけどね:-P
「愛国心」だって、戦前の「現人神の統治する国」とか極端なこといわなきゃいいし、逆に真の愛国心とは何か、ということを各自で考えるいい機会かもしれず…
表面上とはいえ平和を保っているということを誇りに思ってもいいし、経済大国としての誇り、1000年以上の多様な文化を誇るもよし…そんなことを考えさせるような教育であればいいなと
あとは、国旗に敬意を払うということも教えておいてほしいかな…
海外に行って国旗に敬意を払えないというのは「野蛮である」と断罪されても仕方がないですし

憲法の改正だって、時代に合わなくなったところは修正なり追記なりをすべきであって、何も変えないことがよいという思考停止状態は良くないと思うのですよ
よく9条の改正問題で「戦争ができる国にする」とかいう意見もありますが、これはあまりに短絡的な意見と思います
今のままでは侵略を受けた時の防衛行動自体が「超法規的措置」になってしまい、これこそ本末転倒なことになる訳です
有事法制の制定とかである程度法的根拠は作られましたが、法令は憲法には勝てませんからねぇ
それに、進んで戦争を仕掛けるようなことなど、今の世界情勢と日本の立場を考えればないと断言できるんだけどなぁ
自衛隊の装備品は、どれも日本近辺の防衛に特化したもので渡洋作戦能力は無いに等しいといってもいい位で、むしろ島嶼部の防衛や奪還に支障があるのではないかと思えるぐらい
それに日本経済の命綱である尖閣諸島からマラッカ海峡へ抜ける海上通商路(シーレーン)の防衛も必要だし…

それにしても、旧習を守ることこそが一番という意見を聞くたびにいらつくのは、まだまだ修行が足りないせいですかねぇ

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5年で変わったこと

あちこちで触れられていますが、うちでも取り扱うことに。
5年前、ちょうどぼけっと22時のNHKニュース10を見ていたら、中継で2機目の飛行機が突っ込んでいったシーンが目の前に。
あれほど、世界にはっきりと中継されたテロの実行場面は今でも鮮明に覚えています。
もっとも、それを目撃した瞬間は「事故?」という情報もあったので、判断ができなかったのですが…

それから5年間の間に何が変わったのか?
イスラム原理主義とアメリカ(およびその同盟国)との対立は収まることをしらず、今もアフガニスタンやイラクでは、ただ普通の生活を送る一般市民がその闘争の場に巻き込まれ、あるいは志願していくという悪循環も終わらず…
変わったことといえば、神の名の下に行なわれる正義、あるいは国家を守るために行なわれる正義への犠牲者の名前が増え、明日もまたそれが増えていくだろうということ。
この悪循環を断ち切るには、さらに多くの血を必要とするのであれば、宗教とは何か、国家とは何か、という根本をもう一度考え直し、再構築する必要性があるのだろうと思います。
かといって、国家の枠を越えすぎた資本主義は企業の世界支配という悪夢を産むであろうし、行き過ぎた宗教原理主義(イスラム/キリスト教ともに)とデマゴギーもまた同じ。
中庸な生活を望むには、まだ世界の格差は激しすぎるのかもしれない…

とか、思っていることをそのまま書いたら「押井料理 ヒラコー風味」のような、なんだかよくわからない文章に。

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ヘッジファンド

NHK特集新シリーズ「同時3点ドキュメント」の第1回 をみましたよ。
ヘッジファンドと銀行という対照的な金融機関のぶつかり合いと、ちょっとした情報や事象がどのように市場に反映されるかがその場の緊張感とともに、何となく理解できるという意味ではよい作りだったかなと。
よく言われる「バタフライ効果」なんて言葉も浮かんだり

ぼくがのんびりと経営学とそれに付随して必要だった国際経済を学んでいた頃とは、大幅に事情が変わって意思決定の早さが異常なほどになっていることや、反対にそれを理解するための基礎的な知識は変わらないということを認識できたことは個人的には収穫。

もっとも、それがまったくいかされていない職業についているのは…
ある意味、純粋に事象としての興味のみで接することができる分よかったのかも。

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